第2回 読書会みらい 梶井基次郎『檸檬』

2020年6月11日木曜日

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大正末期の華やぎのある京都の街を若い主人公が歩いていきます。他者とのかかわりはありません。豊かさを感じる風景と目の覚めるような檸檬の色が描写されますが、伝わるのは主人公の重苦しく激しい内面です。