第77回読書会みらい 『草枕』夏目漱石

2023年9月6日水曜日

画工「余」が滔々と語る芸術論、「非人情」等をやぶる俗世のままならない有り様が笑いを誘う。そこに那美という女が神秘的に現れ、どんなに言葉を重ねても語りようもない表情をふと見せた。近代化の波が押し寄せるなか、美しい自然があり、つまらない日常もあり、時が進んでいく。